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無手札は移転しました

特撮やらプリキュアの感想を書いています。たまに雑談あり。

クロ猫ヤマトの引越しは堺の商人と一緒にやるけど、佐川急便を使うのはザ・グリードだけ

2014.10.02 (Thu)
というわけで引越しのお知らせでございます。

お引越し先は
http://handlessdragon2.wordpress.com/


なお、引越し先にも記事は残させていただきます。ただし、画像は『仮面ライダー剣』感想以外のモノはなくなる予定です。
当ブログ自体も形は残しておきますが、いつ消滅するか保証できません。

当方の執筆しました中で、お気に入りの記事がございましたら今のうちに保存なされることをオススメいたします。

もし、新ブログの方でコメント書き込みが不能でしたら、こちらにまでコメントをお寄せください。内容に応じて、対応させていただきます。

また、当ブログに寄せられたいくつかのコメントに対する返信ですが、移転先の方でコメント致します。
こちらでは返信いたしませんので、ご了承ください。
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今後のブログ運営方針について

2014.09.29 (Mon)
鎧武最終回もようやく終わり、いよいよドライブが始まりますね。 視聴なされていた皆様、ここまでお疲れ様でした。

さて、季節も晩夏から秋へと移り変わろうとしております。
ここで、ちょうど良い機会ですので、今後のブログ運営方針をお伝え致します。


①ニチアサ感想の簡略化と遅延

多忙になってきましたので、申し訳ございませんがニチアサ感想は放送日中に更新できず、遅延することが多くなる予定です。また、あらすじはテンションが乗らない限り、簡略化させていただきます。
とりあえず今週分のプリキュアと戦隊は、溜まっている前2話(1話)と共に記事にさせていただきます。
次の更新は火曜日を予定しております。
(10/1追記)すみません無理でした・・・。
次の日曜日までには必ず更新しますので、どうかお待ちください・・・!

②(管理人の)癒し記事の投稿(予定)
鎧武による心の傷(笑)があまりにも大きいので、幾つか心癒される作品の感想を投稿したいと思います。
一応、ウルトラマンサーガや劇場版平成ライダー、および特撮名エピソードなどの記事を予定いたしております。

③近日中のブログ縮小化(または閉鎖?)の検討
あまりにも批判記事ばかり執筆いたしましたせいか、心ない罵倒や暴言が多くなり、それを受けたり放ったりすることが多くなり、少々疲弊気味です。自分で申し上げて、情けない気分になりますが。
また、ネット環境の変化もあり、あまりブログにかける時間がなくなりつつあります。
そこで、今後は縮小化を検討し、細々と(元からですが)やる予定です。
場合によっては、更新が追いつかず閉鎖する可能性もございます。その際はあらかじめご連絡いたしますのでご承知くださいませ。

youtube感想覚え書き(マジレンジャー)

2014.09.28 (Sun)
マジレン41話
あらすじ

もうすぐクリスマス。小津家でもクリスマスの準備が行われていた。
小津家仮装パーティが始まろうとする中、ヒカル先生はスノウジェルから連絡を受け、寒いマルデヨーナ世界・沈黙の雪原に。
言い伝えを無視したマジレンジャー達が勝ちきれるのか、不安だったのだ。そして力不足を感じていた。だがスノウジェルは天空大聖者になれるだろうと期待していた。そして彼女は、「赤の魔法使いから学ぶのじゃ」とアドバイスをするが・・・。

その言葉を真に受けたヒカル先生は、魁ちんに自分を生徒にしてくれるよう頼み込む。魁は図に乗ってケーキ屋に入る。そのケーキ屋には、中学のクラスメイト・茜がいた。だが戸棚が壊れて、ケーキの山が倒れてしまい、売り物が台無しに。
そこで、魁はケーキを作り直そうと提案。代わりのイチゴも見つからない。そんな彼に、もう少し考えて行動するよう言うが・・・。

その頃ダゴンさんは、ウルザード様に妨害されている現状を嘆く。トードさんはゴーゴンがいなくなってムシャクシャしているドレイクにいじめられていた。スフィンクスは皮肉を口にし、ワイバーンはドレイクを制止。互角以上の戦いを見せ、ドレイクをフルボッコにする。だが、ドレイクの体は龍神の鎧に守られていた。
その後神罰執行神に選ばれたドレイク。彼が暴れることをウルザード様に伝え、彼をおびき寄せようとするが・・・。
マジレジェンドとトラベリオンが戦うが、一撃で吹っ飛ばされレジェンドパワーも解除される。
その後、マジドラゴンになってドレイクに対抗する魁たち。
無闇に突っ走る魁を、無責任と諌めるヒカル先生。先生に口出しするなと魁が言い出して口論になり、もう君から学ぶことはないと言ってしまう。
そこにいきなり現れ、ソナタには失望したとヒカル先生を叱るスノウジェル。そしてドレイクの前に立ちはだかる。そして、なんと人間体に変身した・・・!
魔竜をフルボッコにするスノウジェル。

ウルザードはダゴンに言う。
魔法の源は勇気。その立ち向かう勇気がある限り、勇気を知らぬキサマらに、魔法使いが負けることはないと。

互角に戦っていたスノウジェル。しかし、スタミナ不足で苦戦し、とりあえず別世界にドレイクを閉じ込める。だが、ヒカル先生は来なくて良いと言われてしまい・・・

感想
(*0M0)<倒れたケーキの山、コレ食ってもいいかな?

ヒカル先生の株、ストップ安の回。なんかお肌もちょっと荒れ気味です。
予告だともっとアホなことすんのかなぁと思ったら、別にそんなことなかったですね。

魁の天使コスプレwww


マジレン42話
あらすじ

スノウジェルに怒られ、落ち込むヒカル先生。
その頃、スノウジェルとマジレンジャーは雪原世界で戦っていた。
氷の魔法を駆使し、動きを封じたり炎を跳ね返したりするも苦戦。
ダゴンは魔法使いたちを危険し、スレイプニルに出撃を要請。スフィンクスはダゴンの勝手な行動を注意するが、ダゴンは極秘の指令をバンキュリアに与え・・・!

その後、落ち込むヒカル先生は何とかケーキが間に合った茜達と出会う。
魁の「とにかくやってみる」行動が功を奏したのだ。それを見て、ヒカル先生は何かを掴んだ気がすると言い出し・・・。

そして戦いの場に現れるヒカル先生。とにかくやってみると言い出し、ひとりドレイクと戦う。しかし、どんな攻撃も通じない。一見デタラメに攻撃してるように見えた。サンジェルの姿になって戦い、首の後ろの部分を、だが、鎧に守られてない部分をキン肉ドライバー的な技で打ち破った!

ヒカル先生はとうとう学んだのだ。

頭で考えることに限界はあるが、行動することで道を切り拓き、限界を超えることができると。

巨大戦、マジレジェンド&トラベリオンVSドレイク。そこにスレイプニルが乱入する。インフェルシアの二極神がとうとう地上に降臨してしまった。闇の戒律に反するとスフィンクスは抗議するが、ダゴンは「今は俺が戒律だ」と強引に押し切る。

スレイプニルは冥府馬車を召喚し、マジレジェンドを追い詰める。だが、窮地をウルケンタウロスが救いにやって来る。子供たちの危機を見て、遂に駆けつけてきたのだ。彼は冥府馬車を破壊し、スレイプニルを追い詰める。そして、ウルカイザーに合体変身し、スレイプニルを何処かへ閉じ込める。
だが、ウルカイザーにダゴンの鱗が植えつけられ・・・!

一方、トラベリオンとドレイクの対決。弱点の首を突かせ、デストラクションファイヤーで魔竜を撃破!!

だが、ダゴンさんは余裕だった。彼の目的はブレイジェルの居場所を突き止めることにあったのだ。

その後、スノウジェルにお礼を言い、クリスマスパーティに参加するヒカル先生。
父が無事だと判明した。そしてお互いするべきことをし、再会を誓う。
そして、小津兄弟たちに着せ替え人形にされ、ヒカルツリーとなってしまうヒカル先生だった・・・!

感想
冥府馬車を引くお馬さんがどう見てもバリキオンな件。もしかして同族なんでしょうかね?

pon様も仰ってましたが、ヒカル先生は橘さんっぽいんですよね。

・最初は『頼れる先輩』として登場
・基本理屈で動く人
・イケメン
・銃使い
・割と天然なところがある
・中の人がむっちゃいい人
(天野さん:手話で「仮面ライダーが付いてるぞ!」)
(市川さん:ナイとメアに勉強を教える)
・接射で強敵を打ち破る
・師匠的な立場の人がいる
・その人から、行動を是とするアドバイスを貰う
(橘さん:もっと馬鹿になれ、ヒカル先生:魁に学べ)
・時々焦燥の念に駆られて仲間に八つ当たり
・かませ役にされる
・でも美味しい場面は持っていく


まったく、橘さん大好きな私のハートをキャッチしやがって!
あざとい!!(黄色的な意味で)


ただ、個人的には、魁ちん持ち上げまくりングな今回の話の展開は、ちょっとどうなのかなぁと思います。実際、前話のヒカル先生の「無責任」といった言葉は何一つ間違ってないですし。まぁ確かに抵抗しなきゃやられるんで、魁も100%間違ってるとは言えないんですけど。

デカレンのバンとかフォーゼの弦太朗でもおんなじこと思ったんですが、塚田P作品って、やたらめったら熱血馬鹿主人公を持ち上げまくるんですよね。(好きな人はごめんなさい)
まぁ、ゲキとダブルはそうでもないですけど。

正直、塚田作品はここが苦手なんですよね・・・。
何故かといえば、そこまで塚田作品の主人公は賞賛されるような人物に見えないのが問題です。
バンも魁も弦太朗も、人格的にはかなり未成熟な面があり、周りを省みない欠点も散見されます。そういった人物の欠点を無視し、作中で矢鱈と持ち上げまくる風潮はちょっと苦手ですね・・・。
もっとも、魁ちんは未熟さを指摘されることが多々あるため、個人的にはバンや弦ちゃんほど苦手ではないですけどね。

皆様はどうお考えでしょうか? 宜しければご意見をお聞かせください。

youtube感想覚え書き(デンジマン)

2014.09.28 (Sun)
デンジマン43話
あらすじ

華麗に七変化する桃井あきらからスタート。

ミス人魚に時岡さと子さんが選ばれる。が、いきなり繭に包まれて行方不明に。そのほかにもミスコン受賞者となった美女達が次々と被害に。
あきらは自ら囮となって敵のアジトに侵入する作戦を立てる。その時、あきらは冷たい手の美女に出会う。その美女の正体
あきらは中国っぽい服に着替えたり、インディアン衣装になtったり、

その後、焦る美女は多少レベルの劣るらしい婦警チーコを誘拐(一応彼女もミス警察だったらしい) 
。美女いわく、攫った人々は『昆虫』らしい。
その後春麗のコスプレをして誘拐犯に襲いかかるあきら。セーラー衣装や剣道衣装,しすた服などで次々と暴れまわる。

その後犯人から身代金を要求する電話がかかってくる。
それはベーダー一味の罠だった。
あきらが敵の懐に飛び込み、バニースーツとウェスタン衣装で戦うも、捉えられてしまう。

そして灼熱の太陽の中、磔にされる拷問を受けて苦しむ。
だが、デンジマンたちに救われ、窮地を脱する。
その後、死んだふりをして敵基地に忍び込み形勢逆転。フェンシング対決に見事勝利する。
そしていつものように巨大戦をおこない、勝利したのだった。

感想
※脚本は荒川さんではありません
誘拐犯達曰く、あきらの美的センスはオール満点らしいです。
人形やにドラミちゃんとピンクパンサーがありました。
バンリキ魔王の美的センスって・・・w

デンジマン44話
あらすじ

あんぱんの香りに酔いしれる青梅さん。赤ちゃんが欲しくなったとか言い出す。妄想に耽る彼を、三日間何も食べてないとかいう変な乞食の老人が見つめる。
アンパンを分け与えた青梅さんは、老人から変な袋を貰う。その中には古びたランプが。それはアブラカタブラの呪文で中から美女(ビキニ)のランプの精が飛び出す、不思議なランプだったのだ。
訝しがる青梅だが、空飛ぶ絨毯を手に入れ、事実と認めざるを得なくなる。しかし、これはデンジランドへの侵入を企むベーダーのアラジンラーの罠だったのだ。
調子に乗った青梅は、子供達の願いを叶えようとランプに願う。すると、ゼロ戦のプラモやらグローブやらが出てくる。赤城さん達もその話を聴いて訝しがる。青梅さんはランプを使おうとするが何も起こらない。
アラジンラーいわく、短時間に使いすぎることはできないという。また、デンジランド潜入作戦も失敗。
その後、青梅は沢山の美味いものを食わされるうちに、催眠装置に掛けられてデンジランドへのシークレットルートNo.7をバラされてしまう。

その後、アラジンラーが襲撃するが、ルートを変更して事なきをえる。その後、青梅は黄山さんに殴られた挙句、仲間たちに見張られる。
青梅もまた、ベーダーの仕業だと察していた。そしてデンジスパークで正体が明かされる。その後アイシーによって青梅が軟禁される。アンパン禁断症状が出て暴れだす。
一方アラジンラーはアンパンに化け、あきらに運ばれる。そしてまんまとデンジランドに侵入されてしまい、ダイデンジンが奪われてしまう。だが、ダイデンジンはデンジマンの操作以外は受け付けなかった。

ロープ攻撃に苦戦するも、なんとか窮地を脱出。
巨大戦はデンジ魔法返しで魔法を跳ね返し、電子満月切りで粉砕。

その後、青梅は美しいアラジンの幻を見る。だが、それはあきらのコスプレだったのだ。まだ懲りない青梅に呆れる赤城さんたちだった・・・。

感想
エロいアラジンの精の人が出てくる回。
こちらは「うまい話には裏がある」とした、教訓的な回でした。
ランプの精と子供たちの心暖まる交流が描かれた、ジュウレンのランプの精の話とは対照的な回ですね。

ジュウレンジャーといい、デンジマンといい、なんでスーパー戦隊の世界にはこうもランプの魔神がやたらと出てくるんでしょう・・・?
赤ん坊のコスプレをする青梅さんェ・・・

今回、ダイデンジンは魔法を跳ね返す能力があると判明。
・・・マジキングたち勝てなくね?

仮面ライダー鎧武総括

2014.09.28 (Sun)
仮面ライダー鎧武総括


鎧武をオススメする人
・エロゲばっかりやってる人
・虚淵玄の作風が好きな人
・深夜アニメばっかり見てる人
・中二病な人
・その場のノリに合わせられる人
・ニトロプラスの作風が好きな人
・ノリ重視な人
・井上敏樹(?)
・正義の味方が嫌いな人
・仮面ライダーが嫌いな人
・特撮ヒーロー物が嫌いな人
・反社会的思想またはそれに近いものを抱いている人


鎧武をオススメしない人
・上記の条件に何一つ該当しない人
・仮面ライダーを真っ当に愛している人
・まっとうな特撮番組をみたい人
・所謂「正義の味方」が好きな人
・深夜アニメが嫌いな人
・虚淵玄が嫌いな人
・ニトロプラスが嫌いな人
・井上敏樹のファン(?)
・高遠るい
・武富健治
・千葉市市長




良かった点

・トッキュウコラボ回とキカイダーコラボ回
まっとうなヒーローがまっとうに協力して悪と戦う、まっとうな企画でした。
特にキカイダー回は人情噺で泣けましたよ・・・

・ザック
最初こそクズでしたが、その後はちゃんと街や仲間を守るため戦う意思は一貫していました。
彼こそこの作品の真のヒーローだったと言えるでしょう。

・戦極博士
彼は気の狂ったマッドサイエンティストの役をしっかりこなしていたと思います。
これも青木さんの怪演があったからでしょう。
個人的にプリキュアの妖精と楽しく遊ぶ(医学的な意味で)SSはお気に入りです(笑)

・デュデュオンシュ
裏切りや策謀やキチガイや無気力の渦巻くオーバーロード達の中で、唯一の清涼剤が彼でした。
仲間の死に憤り、仇を取ろうとする男らしさ。
最期がガードベントにされたのも悲しくて素晴らしい。王蛇思い出しましたよw

・デザイン
いつもの武部作品よろしく、デザインは良逸でした。果実という難しいモチーフを上手に取り入れられたデザインだったと思います。
また、怪人のデザインも秀逸でしたね。

・役者のアクション
佃井さん、佐野さんの時折見せる華麗なアクションはカッコよかったです。
アクションだけをまとめてDVDにしたら売れそうですよねw



悪かった点(上以外全部に決まってんじゃんwww)

・不快な主人公
正直、ライダーどころか特撮史上最も最低な主人公だったと思います。
涼村暁が聖人に見えるレベルで酷かったです。

・インベスゲームが危険と分かったのに、その後も止めるどころかノリノリでゲームに参加
・知り合いを危険人物の囮にする
・しかもそのことを謝らないし、被害者(初瀬)はそれが発端となってその後死ぬ
・(街崩壊後も残ってくれた)阪東さんが作ってくれたカレーを無神経にも残す
・大罪(殺人)を犯した(※当時の認識)ミッチを簡単に許すなど、やたら身内に甘い
・阪東さんにツケを貯めまくる
・祐也はともかく初瀬の死を忘れたかのような言動
・インベスと森を移住させたのはいいが、何故か自分達まで移住し、責任から逃げ出す
・特に殺す必然性もないのに戒斗をムッコロした


・・・こんな主人公、どう好きになれと? 
正直無理でした。意図的にやってるのだとしても、子供番組でそれをやる意図が理解できません。

・不快な登場人物
残念ながら、ライダーは(改心後の)ザックと戦極博士以外好きになれる人が全くおりませんでした。

戒斗はツンデレなのかくちだけ君なのか基地外なのかよくわかんなかったですし。どうもってきたいのか、方向性が分かりませんでした。(ただし春映画の戒斗さんは好き)
ミッチはクズ過ぎてもう無理です。そもそもなんで舞が好きなのかも、紘汰をしたってたのかも、全然描かれてないから共感さえできない。
貴虎兄さんは比較的マシでしたが、中二病台詞とか諦観で動く辺りが気に入りません。
シドは大人という言葉を盾にして逃げるクズで死に様も悪役として情けなさすぎる。
湊さんは美人ですけど、実質タダのコウモリ女。生身アクションは評価してますけど。
城乃内と鳳蓮さんは改心以降はそこまで嫌いじゃないですけど、その過程がちっとも描かれてないから好きにはなれません。(まぁザックも然りですが)
初瀬ちゃんは中の人はブレイドが好きだから、中の人『は』好きです。ぶっちゃけ初瀬ちゃんにはかわいそう以外の感情が浮かんできません。黒影トルーパーも同上。

ライダー以外でも、おんなじです。
舞さんは脚本家曰くツンデレらしいですが、男(紘汰)を甘やかしてダメにする女というのが私の印象です。
阪東さんはゴローちゃん補正があったから一応見れましたが、別に好きじゃないです(嫌いでもないです)
ペコは「なにお前、急に善人ヅラしてんの?」って感じでしたし(まぁザックも然りですが)。
ただ、チャッキーリカラット晶さんジロー辺りはマトモでしたね。


・不快な脚本(家)
本編を見る限り、ただただ虚淵氏はヒーローを馬鹿にしたいのだと言う意図しか感じられませんでした。
無能で流されるだけの主人公、何故か肯定される悪役、意味不明な言動をするサブキャラなど。
そもそも、ロシュォの件とか序盤の貴虎襲撃とか、普通に話し合えば分かることにもかかわらず、なぜ自ら状況を悪化させる言動に走るのか理解できませんでした。
あと、露骨なウィザードDisはどうにかなんなかったのかと。


しかし、噂で聞く発言を聞く限り、虚淵氏は役者を何だと思ってるのでしょうか? 
井上敏樹やきだつよしみたいに役者と綿密な話し合いをしてるようにも見えませんし、身勝手な脚本を前半は通させましたし。
役者も脚本も一丸となって協力し合い、支えあって作るのが特撮番組だと思ってましたが、どうやら違うようですね。彼にとっては。

・不快なセリフ回し
「希望病原菌」発言のような前作を露骨に馬鹿にしたセリフと言い、
「大人がどうの~」と言うセリフと言い、よくもまぁここまで人を不快にするセリフが頻発するものかと。


・食事シーン
終盤で姉の手料理が食べられなくなったことを嘆く紘汰。
このシーン自体は良いですし、実際食べるシーンもあったのですが、それにしてもいかんせん少なすぎでした。
終盤の展開に持っていくなら、序盤で姉との食事シーンをもっと入れるべきでした。
と言うか、この作品って食事シーンに工夫がないんですよ。
カブトみたいに毎週美味そうな朝飯を見せるわけでもない。
マベちゃんやライトみたいに、美味しそうにメシを食べるわけでもない。
555みたいに雰囲気を象徴する演出としても機能していない。
食事関連でよかったのはよりによってキカイダー回の料理する場面くらいしか思い浮かばないです。他にあったら誰か教えてください。

加えて、ヘルヘイムの実の不味そうな描写。
アレを食べるシーンもすごく品がなくて食欲をなくしますし、色自体が気持ち悪いンですよね。
逆に言えば森の不気味さを演出することは成功してたんですが、日曜の朝に朝食を食べる気をなくす物を放映し続けたのは、いかがなものかと思われます。

・マナーの悪いファンとアンチ
当ブログにも、時たま突撃してくる信者がいらっしゃいました。
それどころか批判意見を見れば即削除、批判はダメみたいな空気を作って一切許さない。
鎧武に肯定的な掲示板はだいたいこんな感じだったと思います。
もっとも、鎧武アンチもアンチで売り言葉に買い言葉と、大概でしたけどね。
これは私自身にも言えることであり、此処で改めまして戒めとして申し上げます。


・怪人の扱いが悪い
ライダーといえば怪人。
しかし、この作品で怪人の存在意義とはなんだったのでしょうか?
オーバーロードも場を引っ掻き回しただけで、ロシュオが果実を舞に埋め込む以外は殆ど意味がなかったです。
デェムシュなんてただちょっと強いだけ(カチドキで十分倒せそうなレベル)の怪人ですし。
龍騎でも確かに怪人(ミラーモンスター)は脇役気味でしたが、EPISODE FINALのラストやテレビ版終盤などのように、一貫して人類に対する脅威として描かれてました。また、エネルギーを与えるルールのため、倒す必然性もありました。そもそも契約モンスターはライダーに力を与える重要な存在でした。
一方、インベスやオーバーロードはいかがでしょう?
インベスはロックシードさえあれば基本は言うこと聞きますし(間違ってたらごめんなさい)。
オーバーロードもレデュエデェムシュ以外は話し合えば分かり合えそうな雰囲気があります。正直脅威度は低く感ぜられました。
後述しますが、「怪人になる恐怖」はあっても、実際の「怪人の脅威」が描かれてない分説得力不足でした。


・インベス化の恐怖(森の恐怖)演出が足りない

確かにインベス化し、人としての体と心を失うのは、「恐怖」の一つとして描かれました。
しかし、作中で明確にインベス化した名有りの登場人物は、祐也と初瀬を除くと戒斗さんだけ。
しかも戒斗さんは特別な存在になって、意思も失いませんでした。
これではインベス化の「恐怖」演出が足りません。
晶さんやラットなど、実を食ってインベス化する人をもっと出した方が良かったと思います。
子供が怖がるという言い訳は受け付けません。
その子供が怖がる演出(鏡の中に引きずり込まれる、灰になる)を龍騎や555は最期までやりました。
二期平成ライダーでさえ、氷漬けにされた人がバラバラに砕け散ったり、実姉を殺す場面があったり、サイコパスの大量殺人描写があったりします。
最期人間の姿をした怪物が塵になる映像は、ウィザードでも流れました。
現実に存在しないインベス化くらい、放送倫理的にも充分可能でしょうに。

ただし、これは必ずしも脚本家だけの責任ではないかもしれません。
自重した可能性もありますし、映像スタッフの工夫の無さが原因かもしれません。

・最大の問題(サガラ)が置き去りになっている
結局、これは何も解決してないんですよね。今後、新たな危険を巻き起こす可能性があるにも関わらず。
アギトや剣も、根本的には神や統制者を倒せませんでしたが、決して元凶の被害を放置するという事はしませんでした。
アギトは、氷川さんと芦原さんと翔一が人の力を見せつけて神に抗議。
剣は、剣崎がアンデッド化し運命と戦い続けることで対処。

そもそも石ノ森章太郎先生の原作「幻魔大戦」「サイボーグ009」を見ればわかりますが、
石ノ森ヒーローというのは誰であれ、

「たとえ勝てるかどうかわからない強大なる『神』でも、人々を苦しめる理不尽な存在に敢然と立ち向かう者」

という定義があるように思われます。
アギトも龍騎もブレイドもディケイド(此方はちょっと事情が異なりますが)も、いずれも理不尽な存在に立ち向かっていたと思います。

総評下の下、以下ですね

下の下、以下ですね。

特撮史上最低最悪の作品でした。
これに匹敵するのは「ぶきみくん」か「実写版デビルマン」くらいのものでしょう。

それにしてもクウガ~555の、平成ライダー初期を勘違いした人間の多いことには呆れましたよ。
「欝展開」「ライダーバトル」「シリアスな人間ドラマ」

こればかりがこれらの作品の味だと思ってらっしゃる方の多いことやら・・・。

違うでしょ。それだけだったら、そのへんの昼ドラでもできます。
仮面ライダーでやる必要なんてない。
クウガ・アギト・龍騎・555の、この四作の本当の魅力はこれじゃない。

それは、
「理不尽な世界や状況に陥っても、
人として大事なもの、心の強さや優しさを捨てなかった者達の、美しさや哀しさ、儚さや切なさ」
でしょう。

理不尽な殺人によって涙を流す人を見たくないから戦うと決意した五代雄介、
悩みつつも人のためアギトのため戦い続けた主夫の翔一くん、
苦悩し続けるも死ぬまで人を守るため戦い続けた真司、
誰かを死なせないために、迷いを振り切り同族殺しの罪を背負い続けることを誓った巧。

誰も彼もが美しかったです。
この点を理解してない馬鹿が増えたから、鎧武みたいな駄作以下の作品ができたわけですよ。

あと、公然と公の場で鎧武を批判した

高遠るい氏(本人のブログで)、武富健治氏(仮面ライダーEX02で)、千葉市市長(Twitterで。厳密には批判したわけじゃありませんが)

この三氏にはこの場をお借りして敬意を評したいと思います。

最後に一言。

武部直美と虚淵玄は二度と特撮に戻ってくんな!!

この特撮を、仮面ライダーを穢した馬鹿どもが!!


薔薇社長的な仮面ライダー鎧武の評価


・デザイン:上の上ですね。果実を取り入れた武者デザインは見事でした。

・主人公:下の下以下ですね。こんな奴が、ドライブやウィザードのとなりにいるだけで腹たちます。

・その他のキャラクター:下の下以下ですね。ザック以外好きになれる人物が一人もいませんでした。

・アクション:中の中でしたね。泥臭いアクションがなく、辟易しました。佃井さんや佐野さんの生身アクションが良かったです。

・脚本:下の下以下ですね。不快なセリフ回し、行き当たりばったりのグダグダ脚本。
評価する価値もありません。

・総評:下の下、以下ですね!





ベスト5
1.トッキュウコラボ回)
2.30話(キカイダーコラボ回。紘汰さんの優しさが泣けます)
3.33話(デュデュオンシュがガードベントされた回)
4.最終回(遅すぎる城乃内の覚醒)
5.17話(ビートライダーズ和解の話。ナックルとバロンが良かった)

ワースト5
1.46話(元凶放置、現実から逃げる紘汰達など・・・)
2.11話(初瀬を囮にして酷い目に合わせるという最低な行為をやらかした紘汰)
3.35話(ミッチの希望病原菌発言)
4.23話(カチドキならぬ、カチコミアームズ)
5.33話(無双シーンがつまらない、唐突なグリドン達の改心が意味不明)

その他オススメ回
・45話(の戦闘シーン)
・32話
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